サムスン電子ジャパンが4月、東京都心に初の専門ショップを2店、オープンさせた。圧倒的人気のiPhone(アイフォーン)を中心に岩盤のように固い米アップルの牙城に「日本未発売モデル」をひっさげ切り込もうとの思いがにじむ。ゆとりを持たせて商品を並べる店内の装いも、立地場所もライバルのアップルを意識しているのは明らか。特許侵害訴訟などで火花を散らす両社の“因縁の対決”が、都心でも起こるのか。
オープンしたのは、スマートフォンの「GALAXY(ギャラクシー)」シリーズを結集した「ギャラクシーショップ」。旗艦機「S5」や腕時計型ウエアラブル端末「ギア2」など、日本未発売のグローバルモデルを含めたギャラクシーブランドを結集し、ユーザーが実機に触れる機会を提供する。ギャラクシー特化型のショップは初めてで、ブランドの浸透を図る考えだ。
場所は、ビックカメラ有楽町店(千代田区)とヨドバシカメラマルチメディアAkiba店(同)のそれぞれ1階フロアという“一等地”。いずれからもアップルのロゴが丸見えの近さで、ライバルを意識せざるを得ない。