「ふんわり鏡月」でボトルシェアが楽しめる期間限定のバー=24日、東京都渋谷区【拡大】
「初めての味わいに『えっ、こんなに飲みやすいの!』と驚き、リピーターになった人が少なくありません」と同社スピリッツ事業部の鈴木崇資さん。「ふんわり鏡月」のアルコール度数は16%で、既存の焼酎やウイスキー、ブランデーと、缶チューハイなどの低アルコール飲料との中間という。いわば「“中アルコール”といった新ジャンルのお酒です」(鈴木さん)。
「鏡月」は同社が18年前から販売している定番商品。こうした焼酎の既存ブランドは中高年の愛飲者が多いが、「ふんわり鏡月」は20~30代が愛飲者層の65%を占めるという。若い世代にとって「ふんわり鏡月」の味は、今まで飲んだことがないアルコール飲料として好評のようだ。
人気を押し上げたのは、それだけではない。若者を中心に仲間同士の「家飲み」や「女子会」などの需要を取り込んだことも大きい。まだ飲酒経験が浅い若者層がお酒に接する入り口の商品として、新しい味やボトルシェアといった楽しく飲むシーンを提案したことが受け入れられた。
鈴木さんは「『ふんわり鏡月』をきっかけに、お酒を楽しむ世代のすそ野を広げたい」と意気込んでいる。