消費税増税後の需要(右)【拡大】
一方、14年度の国内景気の予測では、13年度と比べて「改善する」が12%、「やや改善」が48%に上った。理由としては「駆け込み需要の反動減はあるものの、雇用環境や企業収益の改善から景気回復の足取りは崩れない」(銀行)といった指摘があった。改善を見込む企業の多くは前提条件として「堅調な米国景気」「海外経済の回復」など、世界の経済状況が好転することを挙げた。
悪化予想は16%
「やや悪化」とした企業は15%あったものの、「悪化する」は1%にとどまった。悪化の要因は「消費税増税の影響で成長率が鈍化する」(電機)といった指摘が大半を占めた。
消費税率は15年10月に10%への再引き上げが予定され、今年12月に安倍晋三首相が可否を判断する。この判断をめぐっては「経済の状況にかかわらず引き上げるべきだ」が11%、「状況が大きく悪化しない限り引き上げるべきだ」が45%あり、引き上げへの支持が合わせて56%と過半数を占めた。理由としては「財政健全化を優先すべきだ」(サービス)や「持続可能な財政運営は安定的な経済成長にとって重要な課題」(銀行)とする意見が目立った。