金融ジャーナリスト岡村友哉
『実際に遊ぶ。課金したくなるかどうかが、超ヒットゲーム=株価10倍高株を見つける最短ルート!』
「携帯電話の小さな画面でちょこちょこゲームなんて…」と、バカにしてはダメ。一生懸命にゲームをする必要はもちろんないけれど、投資のために“のぞいてみる”ことは大切だ! 自身もゲーム好きで、休日にはSNSゲームで遊んでいる岡村さんが、業界の変遷と戦略を寄稿してくれた。
全市場の売買代金トップをゲーム株が飾る時代に
“たかがゲーム”と言えない現象が株式市場では繰り広げられている。SNSゲーム関連株に群がる個人投資家、さらにはヘッジファンドと目される高速売買注文も大量に入っているようだ。結果的に、SNSゲーム株を舞台とした「株式売買」という名の壮大な“ゲーム”が完成しているようでもある。これは誇張でも何でもなく、某日の全市場の売買代金トップを東証マザーズのコロプラが飾る、時価総額3000億円に満たないスクウェアエニックスHDが飾る光景を今年もよく目にする。