2014年3月期の決算を発表する東芝の久保誠副社長=8日午後、東京・日本橋兜町【拡大】
東芝が8日発表した2014年3月期連結決算は、売上高が前期比13・5%増の6兆5025億円、最終利益は34・3%減の508億円の増収減益決算となった。
最終利益は、米国テキサス州の原発プロジェクトの遅れから、出資している事業開発会社の資産価値の見直しを行い、310億円の営業損失を計上したほか、光学ドライブ事業の譲渡による損失や、復興特別法人税廃止にともなう繰延税金資産の取り崩しなどによる。
ただ営業利益については、前期比47・0%増の2907億円と大きく伸びた。NANDフラッシュメモリー事業が年度を通じて好調に推移し、電子デバイス部門が過去最高の2385億円の営業増益となったほか、エネルギーやヘルスケアなどが貢献した。
今期(15年3月期)は、売上高が3・0%増の6兆7000億円、営業利益が13・5%増の3300億円、最終利益が2・4倍の1200億円を見込む。