一方、ビール類は4月の販売量が「反動減」で約2割落ち込んだとみられ、各社とも1~3月に手控えた新商品を相次ぎ投入する。
サントリー酒類は“和食専用”がコンセプトの缶ビール「和膳」を先月発売。サッポロビールも、ベルギー産ホワイトビールをイメージした第3のビール「サッポロホワイトベルグ」を13日に販売開始する。
日本たばこ産業は、4月下旬に初めて発売した期間限定フレーバーの狙いが当たった。1箱の本数が10本と少なく購入しやすい「ホープ」ブランドで投入したことで、「試し買いニーズを取り込めている」(広報)といい、次回の増税時にも同様の展開が見込まれる。