ソニーが発売するミラーレスデジタル一眼カメラ「α7s」=16日、東京都港区【拡大】
最大手のキヤノンとニコンもそれぞれコンパクトデジカメの台数は絞り込むものの、「フルラインアップ戦略は変えない」(ニコンの伊藤純一副社長執行役員)とし、新興国市場などで販売が好調な低価格機種から高級機種に至るまでの幅広い商品構成を維持する計画だ。
こうしたなか、ソニーは16日、暗い場所でも高感度撮影を実現するミラーレス一眼カメラ「α7s」など3機種を発売すると発表した。
α7sは、超高感度撮影を得意とするほか、フルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ「4K」動画撮影なども行える。市場想定価格は23万円前後(税抜き)で6月20日発売。
また、高級コンパクトデジカメ「RX100III」は、コンパクトデジカメながら、収納式の電子ファインダーを装備し、こだわりの撮影を可能にした。市場想定価格は8万8000円前後(税抜き)で今月30日に発売する。