ホテルグランヴィア京都は京都市内の臨済宗の寺院、春光院と組み、LGBTの外国人向け挙式プランの取り扱いを4月から始めた。日本では同性婚が認められていないため、あくまでセレモニーだが挙式費用と送迎、貸衣装、ホテルの宿泊3泊込みで2人77万円のパッケージに、海外から多くの問い合わせがあるという。
春光院では4年前、海外からの問い合わせをきっかけにLGBT挙式の対応を開始、すでに数件の実績がある。副住職の川上全龍さんは「仏教の経典を調べたところ、同性婚を禁じた記述はなかった」と話す。
4月末から5月初めのゴールデンウイーク期間中、東京ではLGBTの支援イベント「東京レインボーウィーク2014」が開かれた。協賛は米IBMやギャップ、ゴールドマン・サックスといった外資系企業が中心。その中で一部イベントを野村ホールディングスが支援、数少ない大手日本企業の参加となった。
経営統合した旧リーマン・ブラザーズの流れを組むCSR(企業の社会的活動)の一環。担当者は「社員だけでなく、お客さまや取引先にもLGBTが存在する確率は相当数ある」と、将来的にビジネスの展開に役立てる可能性を探っている。