インターネット検索大手のヤフーは19日、携帯電話事業への進出計画を白紙に戻すと発表した。親会社のソフトバンクから、携帯電話国内4位のイー・アクセスとPHS大手のウィルコムの合併新会社を6月2日に3240億円で買収する計画だったが、再検討した結果、自ら通信インフラを担うよりも両社で協業の形を取る方が相乗効果を発揮できると判断した。
買収中止は同日の取締役会で決定した。ヤフーは「自らインフラを手掛けるより、当社が(ネット)サービス、イー・アクセスがインフラというそれぞれの強みを生かすべきだとの結論に至った」と説明している。
イー・アクセスは6月1日付でウィルコムと合併する予定。ヤフーによる買収の撤回後も、合併後の新社名「ワイモバイル」や新ブランド「Y!モバイル」の名称は変更しない。