東芝、16年度に「過去最高の売上高」 フラッシュメモリーなど強化 (1/2ページ)

2014.5.23 06:06

 東芝は22日、経営方針説明会を開催し、2016年度に過去最高の売上高を目指す方針を明らかにした。これまでの過去最高は07年度の7兆6681億円。16年度の計画は7兆5000億円だが、田中久雄社長は「さらなる積み上げを実行し、必ず過去最高を達成したい」と述べた。16年度の営業利益は4500億円、最終利益は2000億円を目指す。

 同社は14年度に営業利益、15年度に最終利益で過去最高を更新する計画だ。田中社長は「内部資源を生かした成長戦略で着実に(目標を)推進したい」と語った。

 具体的な戦略として「NAND型フラッシュメモリー」と呼ばれるデータ保存用半導体をデータセンター向けなどに広げるほか、エネルギー分野で低炭素技術を生かし事業を拡大する。成長性の高いヘルスケア分野の事業でも収益力を高める。

 これら注力分野を中心に、M&A(企業の合併・買収)資金も含め、今後3年で1兆5000億円の設備投資を行う。

11年の東日本大震災を受けて原発事業がリスク要因となっている

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