資生堂が2012年12月に売り出した化粧下地の「フルメークウォッシャブルベース」(FWB)は発売から1年余りで、セルフ化粧下地市場で売り上げシェア1位を獲得したヒット商品だ。
この下地を塗っておくと、メークを湯だけで落とせるという手軽さや時短効果が受けているからだ。ただ手軽さだけでなく、1回の化粧における水の消費量を減らすというエコの側面を持った商品でもある。それもそのはずで、同社の社内コンペティション「エコプロダクツコンテスト」の第1回大会で生まれた商品なのだ。
社内コンペから誕生
同社は09年、それまでCSR部などで対応していた環境の専任部署を設置。同年には環境省が認定する「エコ・ファースト企業」に化粧品会社として初めて認定された。また、全社員をメンバーとする「アースケアプロジェクト」も発足させ、環境活動に精力的に取り組んでいる。