また、シャープは暖かみのある電球色と白色っぽい昼白色に加え、就寝前などに最適な「癒やし」をテーマにした「さくら色」を用意。それぞれ2色ずつを切り替える組み合わせの3製品を投入している。
一方、アイリスオーヤマは電球色と昼白色に加え、その中間に当たる爽やかな昼光色の計3色を1つの電球で切り替えることができる製品を発売。電球内に3色分のLEDを組み込んでおり、室内のさまざまな場面を演出できる。
通常のLED電球は価格が2千~3千円なのに対し、色が切り替えられる製品の想定価格はいずれも5千円を超える。しかし、パナソニックは「LED電球が省エネだけをアピールする時代は終わった。高価だが、こだわりのあるものにお金をかける層に受け入れられるはず」と強調する。
色を切り替えると生活の場面や気分に応じて部屋の雰囲気を変えることができるため、多様な生活スタイルに対応できる電球として期待が高まっている。