ビール大手各社が11日発表した5月のビール類(ビール、発泡酒、第3のビール)の課税出荷数量は、前年同月比0・8%減の3661万ケース(1ケース大瓶20本換算)だった。消費税率引き上げ前のまとめ買いの反動から4月は20%以上落ち込んだが、家庭内の在庫が消費されたため、増税の影響はほぼ解消した格好だ。
内訳は、ビールが2・6%減の1725万ケース、発泡酒が10・4%減の470万ケース、第3のビールが5%増の1467万ケース。新製品投入の相次いだ第3のビールが全体を牽引した。目立つ新製品のなかったキリンビールは苦戦したが、足元の販売量は前年を上回ったといい、6月は業界全体でプラスに転じる見込み。