エコマーク商品も拡充
取り組みの知名度を一挙に高めたのは「玩具作りがエコ(省資源・廃棄物削減)」分野で、看板商品「プラレール」をエコトイ化した。再生プラスチックを50%以上使って生産したレールは2012年、エコマークを玩具として初めて取得、大きな話題となった。今年5月には、再生材料の使用でエコマーク認定されたミニカー用「パーキング」を発売した。
これらに対しゆったりさんは、新分野「気付いてエコ(環境配慮の心を育成)」に属する。既存3分野と異なり主観的な要素が強いため、エコトイのカテゴリーに加えるべきかどうか社内でも意見が分かれた。しかし開発協力を得たNPOなどから「環境について学ぶことも大事だが、玩具ならではの説得力を生かしてほしい」との声を受け踏み切った。
タカラトミーは「出張エコ授業」などにも取り組む。高林氏は訪問先で、「今の子供は環境保護についてよく知っている」と感心させられるという。そうした知識が遊びの中で自然に根付くような玩具作りを目指し、先駆者としての取り組みを続ける。(山沢義徳)