VoLTEのメリットを最も感じられるのは、「通話を頻繁に行う人」であろう。通話はあまりせず、ネット利用が中心の消費者は従来の通話規格でも充分だと感じるかもしれないが、ドコモが他キャリアに先行して通話も高品質化を果たした意義は大きい。自分に最も適した機種や料金プランを選ぶ際にはまず、自分の生活スタイルや携帯の利用シーンを振り返ってみることが大切だ。生活スタイルに変化のあったとき(転職や結婚等)や新しい料金プランが発表されたときには、機種や料金プランの見直しを検討することをお勧めする。
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ドコモの加藤薫社長は、5月14日の夏モデル新商品・新サービス発表会で日経BPコンサルティングが4月に実施したスマホ利用者のネットワークに関する満足度調査で「エリア」「通話品質」「通信品質」の3項目で総合1位だったことを強調。さらに「ネットワークは生き物で、今は通過点。今年度も引き続き強化を進めていく」と述べ、インフラ面での優位性をアピールした。
VoLTEの対応エリアはXiエリアと重なるが、市町村役場の所在地での通信の可否を基に算出する人口カバー率は2014年3月末時点で97.5%に上るという。さらにLTE基地局を15年3月末までの1年間で1.7倍に当たる9万5300局まで増やす目標を掲げている。これは現在の3G基地局に匹敵する規模という。