旅行大手が「女子旅」と呼ばれる女性向け旅行商品の展開に注力している。フルタイムなどで働く女性の増加に伴い、「癒やし」や「自分へのごほうび」へのニーズが高まっていることが背景にあり、個性的な新商品も登場。女性の社会進出が新たな消費を生み出している。
日本旅行は2012年、女性向けのパッケージ旅行に特化したサイト「たびーら」を開設。自社の直営店の店頭などで配布するパンフレットでも販売を強化してきた。1~6月に主催した女性向けパッケージ旅行の参加人数(国内旅行と海外旅行の合計)は前年同期比約1割増と好調だ。
JTBは、関東近郊の温泉や首都圏のホテルに泊まる女性向け国内パッケージ旅行「ステキ女子旅」シリーズで、7~9月出発分の申し込み人数が前年同期比約5割増。20~30代女性を主なターゲットに、ハワイやグアム、東南アジアなどが行き先となる海外パッケージ旅行「姫様」シリーズも約2倍と好調に推移している。