記者発表で方志教和専務は「高精細化と狭額縁化の競争は、いずれ限界が来る。次の競争軸を作る必要があった」と開発理由について語った。
現在、シャープの液晶事業は、取引先の中国のスマホメーカーが進める高精細化が牽引(けんいん)している。この日シャープは、中小型液晶パネルの新製品の供給先として中国のスマホメーカー13社と協議を進めていることも明らかにした。
うち7社はすでにシャープをメーンの供給源としており「今年度中に、ほとんどの社への出荷が期待できる」(方志教和専務)という。米アップルのiPhone(アイフォーン)1社に液晶の業績を依存する体質は改善されつつある。
シャープはこうした状況を追い風に、新製品を開発、数年後の市場をリードする考えだ。