【シャープ株主総会詳報】「いかに早く投資適格に戻れるか」と高橋社長 (2/4ページ)

2014.6.25 16:44

 無配に質問相次ぐ

 こうした状況を踏まえ、27年3月期の無配の方針についても報告された。無配は3年連続となり、高橋社長は「大変申し訳なく深くおわびを申し上げます。できるだけ早く復配をできますよう、一丸となって再生に向けて邁進(まいしん)する所存です」と陳謝した。

 静かに始まった総会だったが、株主からは無配について質問が相次いだ。   「連結決算で純利益が出ているのに無配なのは妥当なのか」

 「株主にとっては配当は一番重きに置いている。どうしても納得できない」

 現在、シャープは主要取引銀行からの融資が有利子負債の大半を占めており、財務を担当する大西徹夫副社長は「市場から資金を調達できるよう、会社の格付けを高めていきたい」と述べた。ただ、復配の時期については、「資本充実とのバランスを判断する必要がある」とし明言を避けた。

株主「技術者の待遇改善をみてはどうか」

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