【ワシントン=小雲規生】米グーグルは25日、カリフォルニア州で開かれた開発者向け説明会で、スマートフォン(高機能携帯電話)と自動車に搭載された端末との連携を想定したプラットフォーム「アンドロイド・オート」を発表した。音声操作でのカーナビ操作やメール返信ができるようになる。すでに多数の自動車メーカーや電機メーカーなどが開発を進めており、今年中に実車の販売が始まる見込み。
説明会の会場に実際の運転席を持ち込んで行われた実演では、スマートフォンを接続した車載端末の画面にグーグルの地図サービスを表示。声で目的地の美術館の開館時間を尋ねて回答させたり、カーナビを操作したりする機能が紹介された。また、メールの返信もスマートフォンの画面を見ることなく、音声だけで行うことができる。
アンドロイド・オートに基づいた製品開発には、ホンダ、日産自動車、パナソニックなどの日本メーカーも参加している。
説明会ではこのほか、スマートフォンとテレビの連携を想定したプラットフォーム「アンドロイドTV」や、米英で販売されてきたパソコン向けOS「クローム」を搭載したノート型パソコンを日本など約25カ国でも新たに展開することも発表された。