日産自動車のカルロス・ゴーン社長【拡大】
昨年は第1弾として、スポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」などの生産を開始。今後は15年に発売するルノーのミニバン「エスパス」にも採用、20年までに全生産台数の7割にまで対象を広げるのが目標だ。
日産は11年6月に打ち出した経営目標「日産パワー88」で、収益力を示す売上高営業利益率と世界シェアを16年度までに8%まで引き上げる目標を掲げている。
ただ米国での販売奨励金の多さなどが原因で業績は伸び悩んでおり、13年度は営業利益率が4.8%、世界シェアが6.2%にとどまった。
巻き返しのため、4月にはルノーと研究開発、生産技術、購買、人事の各部門を統合するなど経営の一体化を加速。日産幹部は「アライアンス(提携)は進化を遂げている」と強調、16年度までに提携効果を43億ユーロまで引き上げたい考えだ。