【企業スポーツと経営】協和発酵キリン 男子卓球部(中) (1/3ページ)

2014.7.15 05:00

卓球交流会で模範演技を行う協和発酵キリン卓球部の小野竜也選手(右)と下山隆敬選手=2012年11月、福島県南相馬市

卓球交流会で模範演技を行う協和発酵キリン卓球部の小野竜也選手(右)と下山隆敬選手=2012年11月、福島県南相馬市【拡大】

  • 東日本大震災で中断した飯舘村の年中行事「思いやり・までいラリーピンポン交流会」は、協和発酵キリンの卓球支援をきっかけに復活。第2回大会では、飯舘村などから同社に感謝状が授与された=2013年6月、福島市

 ■笑顔をつくる被災地支援

 協和発酵キリンの企業メッセージである「私たちの志」のなかにある「つくるものは、薬だけではない。私たちは、あらゆる人の笑顔をつくろう」の精神を文字通り実践したのが、東日本大震災の被災地における卓球を通した支援活動だった。

 同社のCSR(企業の社会的責任)には「コミュニティーへの参画および発展」があり、その1項目に「復興応援 キリン絆プロジェクト」の推進(卓球教室、卓球交流会などの開催)があげられている。

 このプロジェクトはキリングループが「絆(きずな)を育む」をテーマに、被災地の人たちが「地域社会の絆」「家族の絆」をいっそう強めることができるように(1)地域食文化・食産業の復興支援(2)子供の笑顔づくり支援(3)心と体の元気サポート-の3つの柱で行ったもの。

 同社では、当時の松田譲社長と卓球部を率いる佐藤真二監督が話し合う中で「卓球を通して被災地の人たち、子供たちになんとか元気と笑顔を取り戻してほしい」という思いをこめた支援が打ち出された。

 ◆悲しみ・不安和らげる

 第1回の子供たちを対象にした卓球教室は、震災から8カ月後の2011年11月に福島県本宮市の総合体育館で開催、小中学生310人が参加した。以来、今年5月の仙台市立六郷中学校まで計28回開かれ、参加した子供たちは計6860人に上った。

 被災地の仮設住宅の集会所を中心に開いた卓球交流会は、震災翌年の2012年4月から今年6月までに計30回を数え、参加した人たちは2308人。開催に合わせて集会所や体育館には卓球台やラケットなど用具を寄贈した。卓球台は計326台になった。

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