排煙処理システムの流れ【拡大】
同社の総合排煙処理システムは、ボイラーから出た排ガスを、窒素酸化物(NOx)を除去する脱硝装置▽煤塵を除去する電気集塵機▽硫黄酸化物(SOx)を除去する排煙脱硫装置-などに通すことで、クリーンにして煙突から排出するものだ。
特に排煙脱硫装置については、排ガスに特殊な液体を噴射してSOxを除去する湿式石灰石膏(せっこう)法による技術を開発し、1972年に実用化。200基を超える納入実績を誇る。
石炭や重油を使う発電プラントだけでなく化学プラントなどにも対応するほか、ガス中の煤塵を除去する能力も高いという。さらにその過程で生成される石膏は、石膏ボードやセメントなどに再利用することができ、資源リサイクルという側面でもメリットがある。
排ガスに対する規制が厳しい国内と違い、海外では規制自体がなかったり、装置も一部だけしか設置しなかったりするケースが少なくない。このため、技術や製品を持っていても、海外展開には限界があった。