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台湾 総統選始動、テーマは「中国との対話」 (1/5ページ)

2014.5.30 09:10

総統就任6周年の演説と記者会見の後、中国医薬大学の学生らと対話する馬英九総統(左)=2014年5月20日、台湾・台中市(吉村剛史撮影)

総統就任6周年の演説と記者会見の後、中国医薬大学の学生らと対話する馬英九総統(左)=2014年5月20日、台湾・台中市(吉村剛史撮影)【拡大】

  • 台湾・台北市

 【国際情勢分析】

 台湾の政治が2016年次期総統選を視野に静かに動きはじめた。最大野党、民主進歩党は5月25日の党主席(党首)選で、馬英九(ば・えいきゅう)総統(63)に前回の総統選で敗れた蔡英文(さい・えいぶん)前主席(57)を選出。蔡氏は28日、就任式典で「政権を取り戻す」と意気込みを語った。一方、台中市内で(5月)20日、就任6周年の演説を行った馬総統は、中台間のサービス貿易協定に反発して立法院(国会に相当)議場を占拠した学生らの運動を念頭に、若者の意見を尊重する姿勢を強調したものの、発言内容に新味はなく、任期2年を残して政権が硬直化している実態を露呈した。

 馬氏、新味ない発言

 「35歳以下の男女による青年顧問団を行政院(内閣)に設置したい」

 (5月)20日、台中市の中国医薬大学で行った就任6周年の記念演説で馬総統は、こう語った。

若者の創業支援 「若者の不安」を除く姿勢を強調

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