「エナジードリンク」競争過熱 異業種参入、マルコメは女性に照準 (2/3ページ)

2014.7.29 06:46

サントリー食品インターナショナルが発売したエナジー飲料「リゲインエナジードリンク」。ブランド力を活用し、30~40代の働く男性を取り込む

サントリー食品インターナショナルが発売したエナジー飲料「リゲインエナジードリンク」。ブランド力を活用し、30~40代の働く男性を取り込む【拡大】

 そうした中で、今年の新商品のトレンドは新しい顧客の開拓だ。サントリー食品インターナショナルが今月発売したのが「リゲイン エナジードリンク」。1988年に製薬会社の三共(現・第一三共ヘルスケア)が発売した医薬部外品の栄養ドリンク「リゲイン」の名称を使った。

 リゲインは「24時間戦えますか」のCMが有名で、リゲイン エナジードリンクは、このCMになじみがある40代の男性サラリーマンをターゲットに設定。発売3週間だが、担当者の調査では、「30~40代男性が中心で、それも仕事中に飲んでいる」と、狙い通りの反応が出ている。

 ハウス食品が3月に発売した「サムライド」は、「カレーのハウス」を象徴するように、ハッカクやナツメなどのスパイス味が特徴で、男性サラリーマンを意識する。

 一方、女性を取り込もうというのが、みそのマルコメが発売した「ハッコ」や医薬品大手エーザイの「ジョマ」だ。ハッコは、麹ベースで微炭酸、ジョマはジンジャーベースで飲みやすく、カロリーも1本33キロカロリーに抑えるなど、女性の心理をくすぐる。

レッドブルも缶に加え、アルミボトルを発売

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。