厳しい表情で決算会見に臨む日本マクドナルドのサラ・カサノバCEO=29日午後、東京都中央区(栗橋隆悦撮影)【拡大】
日本マクドナルドホールディングス(HD)は29日に行った中間決算会見で、中国産の期限切れ鶏肉問題の影響を説明した。問題が起きた後の1日当たりの売上高が予定比で10~20%減少していることも明らかにした。現状では下半期の収支見通しが立たないとして、今12月期の通期決算予想を取り消して「未定」とする異例の措置も公表した。
サラ・カサノバ社長は会見の冒頭、「お客さまに懸念、心配をかけ、深くおわびする」と謝罪。さらに問題の食品会社の行為に「絶対に許せない内容」と厳しく批判すると同時に、日本マクドナルドは「だまされた」との立場を示した。
ただ、現時点では期限切れの製品が「日本向けだったという確かな事実は確認できていない」として、問題となった「チキンナゲット」の購入者への返金は考えていないという。その上で、カサノバ社長は「日本で使用されたことが確認されれば、消費者への返金を検討する」と説明した。