もう一つある。「外国人選手は力が強いから、力負けをしてはダメだ。といって筋肉トレーニングをやればいいというものではない。柔道のための筋肉があるので、それに沿った強化をしなければ意味がない」。世田谷道場には独自開発して特許を取ったトレーニング器具が備えられている。
女子柔道部は、社会貢献の役割も担う。世田谷道場では週3日、地域の子供たちのための柔道教室を開く。夏休みには高校生を対象に指導も行う。国際的な交流も盛んだ。世田谷道場は海外のナショナルチームの合宿所に開放している。これまでにドイツ、英国、カナダ、ブラジル、ミャンマーなどから選手たちがやってきた。こうした交流を通じて女子柔道の国際的な普及に貢献する。ここにもグローバル展開する企業の姿勢が示されている。