--最後に、社会におけるパチンコホールの在るべき姿について伺いたい
「パチンコホールが町にあってよかった」と思われる店作り。たとえばAEDの設置。パチンコホールは営業時間が長く、コンビニエンスな立地にある。実際、設置が進むなか、対応事例も幾つか確認されている。また障がい者の雇用についても積極的に推進していきたい。このように、パチンコホールがあってよかったと思われる状況を作っていくにはどうしたらよいか。地域密着の“密着”の方法を、存在意義の強化を軸に考えていかなければならない。同時に、社会貢献のあり方も見直す必要がある。遊技すること自体が社会貢献に繋がっているとプレイヤーに思ってもらえる手法の確立など、社会のリソースとして存在するパチンコホールの在り方を追求していきたい。
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名 称:全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)
所在地:〒162-0846 東京都新宿区市ヶ谷左内町8番地遊技会館1階
概 要:1989年5月20日に発足。1992年1月16日、中小企業等協同組合法による協同組合として内閣総理大臣(国家公安委員会・警察庁管轄)の認可を受け、名実ともに全国のパチンコホール組合の協同組合連合会組織となった。身近で手軽な大衆娯楽を目指し、不正行為の撲滅活動などを展開。全国51組合で組織される。全国約1万2000ホールのうち約93%が加盟している。