ラップ口座の契約状況【拡大】
4位のSMBC日興証券も昨年7月、最低投資額をそれまでの1000万円から300万円に引き下げるなど、顧客基盤の拡大に乗り出した。6月末の口座残高は3カ月前から約400億円増の1647億円。アセットマネジメント・マーケティング部の佐々木知信ラップビジネス課長は「富裕層ビジネスで実績のあるエドモン・ドゥ・ロスチャイルドが運用するファンドに投資できるのが特徴だ」とアピール。同社は16年3月期の残高目標を3000億円超に設定した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、13年に撤退したラップ口座への再参入を検討している。6月下旬に就任した長岡孝社長は「ニーズが強くなっている」と指摘しており、年内にもサービス提供を再開する見通しだ。
先行者の強み強調
一方、迎え撃つ大和の松村健一ラップビジネス部長は「(グループの)大和ネクスト銀行と連携し、『貯蓄から投資へ』を体現するサービスとして強化していく。先行者として、ノウハウを蓄積してきた強みがある」と優位性の維持に自信をみせる。