みずほ銀行は9日、太陽光発電の売電収入を年収に合算して融資の審査を行う「太陽光発電住宅ローン」を、3メガバンクでは初めて販売する方針を固めた。月内にも主要な住宅メーカーと契約し、販売を始める。
新築の戸建て住宅の場合、太陽光発電の設置費は数百万円にのぼるため、住宅関連の購入費用が膨らみ、通常のローンでは審査に通りにくいケースも少なくなかった。新型の住宅ローンの利用が拡大すれば太陽光発電の普及を後押ししそうだ。
例えば、年収450万円の人が3000万円で戸建て住宅を新築し、最大出力14キロワットの太陽光発電を450万円で導入する場合、仮に全てを借り入れ期間35年の住宅ローンで賄うとすれば、年収に占める年間のローン返済額の割合(返済比率)は4割強となる。返済比率が4割を超えると住宅ローン審査に合格するのは難しいとされ、太陽光発電の設置を見送らざるを得ない。