携帯電話や光回線サービスの契約をめぐるトラブルが絶えない中、携帯電話会社などでつくる電気通信事業者協会(TCA)は11日、利用者からの苦情・相談を一元的に受け付ける窓口の設置を検討すると表明した。トラブルの事例を集め、業界の統一基準を設ける。
総務省が同日開いた消費者保護ルールの見直しに関する作業部会でTCAが提示した。総務省は、一定期間内であれば無条件で解約できる「クーリングオフ」制度を通信サービス契約に導入する検討を進めている。TCAには、統一基準を策定することにより、店頭での契約分がクーリングオフの対象になるのを回避する狙いがある。
TCAはこのほか、サービス改善に向け、携帯通信のお試しサービスに業界全体で取り組むことも提案。電波の届くエリアや通信速度を確認するため事前に携帯端末を貸し出す。