資生堂、魚谷改革で「顧客視点」に転換 新ブランド戦略で事業立て直し (2/3ページ)

2014.9.30 06:11

 11月21日に発売する第1弾の口紅「ドラマティックルージュ」は特殊な美容オイルを配合し、唇の艶が長持ちするほか、ケース色にピンクゴールドを採用して世界観を表現した。

 国内担当のCMOに就任する杉山繁和執行役員は「最初の商品企画の段階から、最後の営業戦略まで視野に入れる考え方に変わってきている」と新制度の効果を話す。従来の新商品は、新技術などを起点に開発が始まり、宣伝や店頭展開、営業は各専門部署がそれぞれ手掛ける「バトンタッチ」形式だった。

 そのため商品と宣伝などのイメージが微妙にずれることもあった。だが、日本コカ・コーラ社長などでマーケティング戦略を指揮してきた魚谷社長の下、営業責任者も交えたブランドの会議を毎月1、2回開催。「商品開発と営業担当者の一体感が出てきた」(杉山氏)。

 また、魚谷社長はブランドマネージャーらに「店頭に足を運び、営業と対話しろ」と繰り返し説き、自らもドラッグストアなど流通企業のトップから情報収集するなど、全社的な顧客視点の浸透に取り組んでいる。

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