パナソニックが11月に発売する高級コンパクトデジタルカメラ「DMCーLX100」=1日、東京都渋谷区【拡大】
一方、ファインダーの機能にこだわるメーカーも多い。
富士フイルムは、光学ファインダー内にピントを合わせたい部分の画像を拡大表示し、正確なピント合わせを実現する「X100T」を11月に発売する。ソニーは、有機EL(エレクトロルミネッセンス)ファインダーを搭載することで、細かなピント合わせなどが可能な「RX100III」を投入。「大口径レンズを搭載し、明るい画像の撮影も可能な点が受け、販売も好調」(広報・CSR部)という。
カメラ映像機器工業会の調べによるとコンデジなどレンズ一体型の世界出荷量は、2010年に約1億857万台を記録したが、その後は市場が急速に減速。14年には約3分の1の3380万台まで落ち込むと見通しという。