大手流通2社、増税で消費低迷浮き彫り プライベートブランドにも“狂い” (2/2ページ)

2014.10.4 07:10

2014年8月中間連結決算の会見に臨むイオンの岡田元也社長(右)=3日午後、東京都千代田区

2014年8月中間連結決算の会見に臨むイオンの岡田元也社長(右)=3日午後、東京都千代田区【拡大】

 イオンは、4月の増税のタイミングで、プライベートブランド(PB、自主企画)商品などで、高品質商品の強化を図った。だが、「中途半端な価格設定で、安さのメッセージが伝わらなかった」(若生信弥専務執行役)ため、3~8月期の総合スーパー事業は131億円の営業赤字に転落した。急遽(きゅうきょ)、7月から低価格商品セールを開始したが、まだ回復の途上だ。

 政府が12月に判断する消費税率の再引き上げは、両社にとって業績への影響が大きい。セブン&アイの村田社長は「足元の(個人消費が弱い)状況から、(増税を)先送りした方がいいのではないか」と述べた。

 イオンの岡田社長は「当社としては、再引き上げがない方がいいのだが、期待しても先送りはないだろう」と、半分あきらめた表情。だが、次の引き上げは、小売業全体を巻き込んだ「熾烈(しれつ)な価格競争が起きる」と分析しており、「相対的な価格競争力引き上げ」で対応する覚悟だ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。