“再就職難民”ビジネス拡大 即戦力としてシニアに期待、起業支援も (2/4ページ)

2014.10.10 06:22

シニア層の支援・活用事例

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 文具店を経営する小山ワールド(川崎市中原区)はこのほど、デザイン制作部門を立ち上げた。採用したのはデザイナー経験者ではなく、中小企業の社長経験者だ。同社の佐藤新社長は「新規事業には、マネジメントの面での実務経験者が最適と考えた」と説明する。採用された今村康彦さんは「ビジネスで培った経験が若い人の役に立てられれば」と話す。

 今村さんのように、“相思相愛”で再就職できるケースは珍しい。高齢者が求める就労や給料などの条件が、企業の要望と合致しないことが多いからだ。

 ホワイトカラー出身者は、多様なビジネス経験やパソコンなどの事務処理能力を持ち、人脈も広い。しかし、ハローワークなどでは、配送、警備員、集合住宅の管理など、単純労働の求人が多い。総務省によると、2012年の高齢者の就業者数は前年比24万人増の595万人で過去最多となった。増え続ける再就職希望者と企業とのミスマッチは拡大している。ガイアックスの上田祐司社長は「元気なシニアは働きたいけど、働ける場所がない。シニア層の雇用のミスマッチが少しでも改善できたら」と意気込む。

若年者の場合、短期間で辞めてしまうこともあるが…

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