今年2月に全品リニューアルされた「dプログラム」の化粧水。左からベタつくのにかさつく、アンバランスな肌向けの「バランスケアローションW」、にきびができやすい肌向けの「アクネケアローションW」、乾燥・肌あれしやすい肌向けの「モイストケアローションW」、乾燥小じわ・ハリのなさが気になる肌向けの「バイタルアクトローションW」(「バランスケアローションW」「バイタルアクトローションW」には、それぞれ感触の異なる“さっぱりタイプ”と“しっとりタイプ”がある)【拡大】
◆ライフスタイルの変化に着目
また、資生堂では、肌や化粧品の処方の研究開発と合わせて、“敏感肌意識”についてもさまざまな調査・研究が行われている。調査結果では、自身の肌を敏感だと感じる人が、この20年で急増している。
その内訳をみると、アトピー素因やアレルギー肌など“いつも敏感”な人の割合はあまり変わっていないが、環境の変化に反応して“やや/ときどき敏感”になるという人の割合が、急激に増加していることが明らかになった。
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この変化の背景の一つとして、社会進出が進んで日頃から心身両面で強いストレスにさらされるようになった、女性のライフスタイルの変化が指摘されている。実際に、睡眠不足や食生活の乱れは、肌細胞の成長不良を招き、肌のバリア機能低下につながる。また、ストレスは神経や内分泌系のバランスを損ね、肌の水分保持の低下や過剰な皮脂分泌を引き起こして、やはり肌のバリア機能を低下させると同時に回復力も低下させてしまう。
◆バリア機能と天然保湿成分
さらに、肌荒れのメカニズムに関する研究でも資生堂は新たな知見を見いだした。年齢を重ねるにつれ、肌は外的・内的要因に反応して乾燥しやすくデリケートになり、その要因が取り除かれた後も元に戻りにくく、そのまま“シワができる”“ハリがなくなる”といった年齢を感じさせる変化につながる。