再生エネ買い取り中断で混乱拡大 売電でローン返済の個人も直撃 (2/2ページ)

2014.10.11 19:41

再生可能エネルギーの受け入れ中断を受けて開かれた九電の説明会。多数の事業者が詰めかけた=1日午後、福岡市中央区

再生可能エネルギーの受け入れ中断を受けて開かれた九電の説明会。多数の事業者が詰めかけた=1日午後、福岡市中央区【拡大】

  • 再生可能エネルギーの受け入れ中断を受けて開かれた九電の説明会。多数の事業者が詰めかけた=1日午後、福岡市中央区
  • 契約申し込みの中断について事業者らに説明する福岡電力センター長の笠由純氏=1日午後、福岡市

 他の電力会社では、東北電力が50キロワットを買い取り保留か継続かの基準に設定しており、個人はほぼ対象外。北海道電力などは10キロワット以上だが、個人住宅が対象になるケースはあまりないもようだ。

 電力会社が新規受け入れを中断したのは、発電事業者らから送られた電力をすべて受け入れた場合、送電網の安定性を保てないとの懸念があるためだ。

 ただ、買い取り制度の中で「個人と事業者の区分けはしていない」(九電広報担当者)。九電が開いた説明会では「個人参加者からの不安の声も出た」(同)といい、政府や電力会社が今後検討する対応策では、住宅購入者の消費者保護の観点も求められそうだ。

 一方、発電事業者の懸念も増すばかりだ。経産省は「メガソーラー」と呼ばれる大規模な太陽光発電所の認定を一時停止することを検討。15日に開く総合資源エネルギー調査会新エネルギー小委員会で、委員によるそうした対応策の提案を示す。だが、一律に認定が中止されれば、これまで再生エネを推進してきた自治体や発電事業者の反発がさらに強まることは必至で、慎重な意見が出る可能性もある。

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