太陽光発電の場合、10キロワット未満の買い取り期間が10年なのに対し、10キロワット以上は20年となる。同連合会によると、10キロワット以上の住宅の平均的な売電収入は月2万~3万円になり、「売電収入が見込めることでマイホーム購入に踏み切る人もいる」(幹部)という。
他の電力会社では、東北電力が50キロワットを買い取り保留か継続かの目安に設定しており、個人はほぼ対象外。北海道電力などは10キロワット以上だが、個人住宅が対象になるケースはあまりないもようだ。
電力会社が新規受け入れを中断したのは、発電事業者らから送られた電力を全て受け入れた場合、送電網の安定性を保てないとの懸念があるためだ。