日本生命、インドネシア生保と人材交流 商品開発・販売などで協力 (2/2ページ)

2014.10.18 07:05

セクイスライフ・タタン・ウィジャジャCEO

セクイスライフ・タタン・ウィジャジャCEO【拡大】

 インドネシアでは生保の加入率は低いが、市場の潜在力は高く、日本の大手4社を含む外資生保の進出が加速。中間層の人口の拡大で、生保市場は「年率2割近い成長が今後10年続く」(タタンCEO)見通しで、セクイスも同程度の成長率を事業戦略に据える。

 セクイスは課題である商品や販売網、資産運用などの強化に向け日生の支援を受ける。主に約1万1000人のエージェントが平準払い変額保険を主力商品として販売するビジネスモデルだが「販売網では職域開拓、商品では退職者向けの年金保険に興味を持っている」(タタンCEO)といい、日生のノウハウを使って新規市場開拓を進めていく。

 外部委託する運用も将来は独自に行う方針で、リスク管理などのノウハウも得たい考えだ。

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