KDDIの森岡氏。多くの実績を残し1年前にKDDIへ移籍したキーパーソンだ【拡大】
◆新しい世界観描く
ヤフーで9年、フェイスブックで3年半、自分のなかで、スマートフォンの時代で新しい世界観というものを漠然と描いていました。そこへKDDIの田中孝司社長や高橋誠専務に誘われたんです。
KDDIでは、「auスマートパス」「auウォレット」といった垂直統合型サービスを提供していますが、その一方で、これからを見据えるとユーザーとの接点を強化する必要があり、さらに言えばもっと新しい取り組みができるんじゃないか、そこにチャレンジしないかと。
KDDIに入り、何をやっていくか検討を重ねて、今年1月から「Syn.」構想のプロジェクトをスタートしたわけです。田中社長にはサービス同士をつなげていく、と言い続けていたのですが、その時のイメージは「脳細胞のシナプス」でした。そこで社内では“プロジェクトシナプス”と呼ぶことになったのです。“Syn”というのはそこから出てきたワードで、さらにシンフォニー、シンジケートといった言葉も“Syn”から始まります。この構想のイメージに当てはまるな、ということで「Syn.」と名付けました。
◆支援者としてやる
KDDIは発案者です。でも、一歩引いた形で、支援者としてやっていきたい。このSyn.構想は、オープンなインターネットにおいて、キャリアを問わずにやっていきたいのです。ユーザーからすると、キャリア色を極力見せないようにしたい。