顧客からの注文を受け倉庫管理システム(JP-WMS)から出力されたピッキングリストを見ながら、在庫棚から商品を探し出し、それを作業台の上で梱包し、発送時間に合わせて階下に運び出し、全国に出荷する。パレットから移し替える手間も不要で、そのままトラックに入れられるため大幅な時間短縮になるという。
梱包などは顧客の要望通りに行っているほか、急な大量出荷の要請があっても「郵便局内の社員の相互応援などで柔軟に対応できます」(中辻担当部長)と、これも郵便局内にある倉庫の強みだという。通販事業者にとっても出荷を翌日に回されないメリットがある。このような日本郵便物流ソリューションセンターは今後、各地に設置していくという。
日本郵便が計画しているのは、通販事業者向けのワンストップ通販ソリューションであり、29日から千葉・幕張メッセで開催される通販ソリューション展・秋への出展を機に、ECサイト構築、クラウド型BtoC受注システムなどのサービスを本格的にスタートさせていく方針だ。通販事業者がシステム構築する負担をなくし、事業者の要望を受け入れられる拡張性の高いシステムを日本郵便が提供し、JP-WMSと組み合わせることで、ワンストップサービスが可能になる。これを全国を網羅する日本郵便の配達ネットワークがバックアップする。物流業界へ挑戦する日本郵便の姿がここに見える。
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