9月29日に東京・秋葉原で開いた技術説明会では、11月に発売する新型車の試作車を公開した。昨年の東京モーターショーで披露した展示車「デカデカ」をベースに開発したワゴンタイプで、車内の広さが軽自動車で最大になる。上田亨執行役員は「4人乗ってもまだ荷物が積める。積載量や乗員人数がハスラーとは違う」と、難敵ハスラーへの対抗意識をあらわにした。
この新型車に加え、年内には着せ替えできる軽スポーツカー「コペン」の追加モデルを出すなどの攻勢をかけ、スズキを突き放す構えだ。
激しいトップ争いは値引きなどによる消耗戦に入る恐れもある。他メーカーからは「軽大手2社がなりふり構わぬてこ入れに動くと、新車販売全体が(値引きで)厳しくなる」と警戒する声も上がっている。(田辺裕晶)