フランス・首都パリ【拡大】
エキゾーストノート(排気音)をとどろかせ、ガソリンを浪費するスーパーカーにも“エコ”の波が押し寄せている。イ
タリアのランボルギーニは、19日まで開催中のパリ国際自動車ショーで、家庭用電源で充電できるPHV(プラグインハイブリッド車)「アステリオン」を発表した。同郷のライバル、フェラーリのほか、独ポルシェや英マクラーレンもHV(ハイブリッド車)のスーパーカーを発表・発売している。
モータースポーツでもEV(電気自動車)による「フォーミュラE」シリーズがスタートした。ただ、環境への優しさを競う時代の到来に、寂しさや不満の声も聞こえてくる。
排ガスも爆音もなし?
「直感から生まれた夢の車だ。将来を予測する鍵は、ランボルギーニのDNAの変化とハイブリッド化にある」
パリショーの開幕前日の1日にお披露目されたアステリオンについて、ランボルギーニはこう胸を張った。