デジタルハリウッドで講演するライブ・ビューイング・ジャパンの久保田康社長【拡大】
加えて、ライブ・ビューイング・ジャパンでは、劇場などで鑑賞する人たちに向けた専用の映像やサービスを用意し、現地に行けないデメリットを補う感動が得られるようにしている。ライブ会場には、放送用やパッケージソフト用のカメラが入っている場合が多く、中継ではそうした映像を借り受けることになるが、「スイッチング(カメラの切り替え)が早かったり、カメラをぶらして撮ることがあり、これを映画館で見ると目がチカチカします。そこで映画館はこう見えるから、こういうスイッチングをしてくださいとお願いしたり、独自にスイッチを入れて、引きのカメラでステージ全体を映したりしています」。
一方で、ライブ会場で行われるテープを発射するような特殊効果をライブビューイング会場でも行い、会場との一体感を出すこともある。「あらかじめ細かい進行表をもらって、どのタイミングで特効を行うかを調べておきます」。現地からアーティストに、劇場の観客に向けてメッセージを送ってもらったり、ライブ終了後のインタビュー映像を中継したりと、ライブビューイングの魅力アップに努めてきたことが、今の隆盛につながっている。