【ダイコク電機の50年】(8-4) (3/4ページ)

2014.10.31 05:00

スマホとの連動など次世代情報機器の先駆けとしてデビューした「BiGMOPREMIUM」

スマホとの連動など次世代情報機器の先駆けとしてデビューした「BiGMOPREMIUM」【拡大】

 「DK-SIS」は同社がキーワードに掲げる“情報流通”のコアとなるビジネスで、簡潔にはパチンコホール向けの会員制情報提供サービスに位置づけられる。1990年にスタートしたこのサービスは、同社製コンピューターを導入しているパチンコホールから会員を募り、この会員が営業データをダイコク電機のサーバーへ送信。そのデータを集計・分析し、これをインターネットで閲覧できる仕組みとして会員企業にフィードバックする。現在(2014年3月末時点)約129万台(全国の設置台数の約28%)、約9.7兆円(13年実績)という規模の営業データを保有。会員は、これらデータベースから抽出された機種ごとの営業データや運用傾向などが把握できると同時に、自店業績の客観的な評価を行うことができる。なお「DK-SIS」のデータの信頼性が評価され、近年では遊技業界のみならず、金融機関など、業界外からも高い関心が寄せられている。

 また、同社は07年に“MIRAIGATE(ミライゲート)”と呼ばれる新たな形のホール経営サポートを立ち上げた。“MIRAIGATE”は、同社が持つシステム・スタッフ・サービスの3つの力を融合した価値提供サービスであり、ホール経営をサポートすることを目的にパチンコホールの戦略的経営を実現するため、より積極的なコンサルティングを行う。そして、今注目を集めているのが「DK-SIS」とホールコンピューティングシステム「CII(シーツー)」の融合により誕生した「CII-SIS(シーツーエスアイエス)」である。店舗マネジメントに必要な分析ツールを搭載し、この活用でホール業績の最大化とホール業績の効率化を目指す。

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