トヨタ自動車の「アクア」【拡大】
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が7日発表した10月の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「アクア」が前年同月比9・8%減の1万8031台ながら、2カ月ぶりに首位となった。前月首位のダイハツの軽「タント」は2・8倍の1万6237台と前年同月よりは大きく伸ばしたが2位になった。
アクアは消費税増税やガソリン価格の高止まりで家計負担が増しており、燃費性能の高さが評価されたようだ。上位10車種のうち、維持費が安く低燃費な軽自動車が6モデルを占めた。
3位は前月4位からひとつランクを上げたホンダの軽「N-BOX」で20・5%減の1万3988台。前月3位だったホンダの小型車「フィット」は42・0%減の1万3506台と大幅減となり4位に後退した。トヨタのHV「プリウス」も1万3183台で36・9%減と大幅減ながらひとつ順位を上げて5位となった。
■9月の車名別新車ランキング(◎は軽自動車)
(1)アクア[トヨタ] (2)タント◎[ダイハツ]
(3)N-BOX◎[ホンダ] (4)フィット[ホンダ]
(5)プリウス[トヨタ] (6)ワゴンR◎[スズキ]
(7)ヴォクシー[トヨタ] (8)ハスラー◎[スズキ]
(9)N-WGN◎[ホンダ] (10)ミラ◎[ダイハツ]