米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズの日本法人が1日、大阪市西区に期間限定のショールームをオープン。来春に常設店の開業を目指しているが、本社が大阪のパナソニックと提携して知名度が上がり、地元周辺から問い合わせや注文が相次いでいるため、仮店舗で対応することにした。
同法人の樺山資正社長は、オープンに先立って10月31日に取材に応じ「大阪店のオープンがEVの普及につながってほしい」と述べ、販売促進のため、2015年中にEV用の急速充電設備を全国32カ所に整備する計画を明らかにした。
国内のショールームは東京都港区に続き2店舗目で、店内には高級セダン「モデルS」を展示。ことし9月に日本で納車を始め、テスラが知られるきっかけとなったEVに試乗して静音性を体験できる。価格は823万円から。