ただ、ワンオペ解消に向けた人材確保や待遇改善のために人件費の上昇を招き、収益を圧迫する構図から抜け出すのは容易ではない。
一方、王将フードサービスは10月から人件費や原材料価格の上昇などを理由にギョーザなどを値上げ。一方でギョーザの皮や麺に使う小麦粉など主要食材を国産品に切り替えるなど低価格路線を中心とした戦略からの脱却を模索している。
ただ、いったん悪印象が定着してしまうと挽回するのは難しい。
居酒屋チェーン大手のワタミは、27年3月期に2期連続の最終赤字に落ち込む見通しだ。20年に新入社員が自殺したことをきっかけに「ブラック企業」と批判され、そのイメージをぬぐいきれず人材を確保できないのに加え、イメージダウンによる客離れも進んでいるとみられる。