11月19日、姫路に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」の歓迎セレモニー=姫路市飾磨区細江(上阪正人撮影)【拡大】
クルーズ市場には、訪日客数2千万人の達成を目指す政府も注目。大型のクルーズ船なら1便で数千人の訪日客をもたらすとされる上、「地方創生」が叫ばれる中、乗客が買い物などをすれば寄港地を中心に地域経済への波及効果が見込めるためで、寄港の受け入れのための環境整備を急ぐ方針。クルーズ船で日本に入国する外国人客数は13年度に18万人弱だったが、20年度には100万人に増やす計画で、増勢著しい訪日客数の上積みにつなげる。
昨年の世界のクルーズ人口は2130万人。このうち北米が半数強の1175万人と圧倒的に多く、23万8千人の日本は英国やドイツなども下回り、シェアはわずか1.1%にとどまっている。それでも、「日本はこれから大きなマーケットとして拡大していくとの見方は多い」(JTB首都圏の生田亨社長)と、伸びしろへの期待は大きい。