日本企業、今年の海外企業M&Aが過去最多に “円安逆風”も市場の成長性重視 (1/3ページ)

2014.12.10 06:32

 2014年の日本企業による海外企業へのM&A(合併・買収)件数が、過去最多になる見通しになった。金額も前年を上回るのは確実で、サントリーホールディングス(HD)や第一生命保険、大塚製薬など、米企業買収の大型案件が目立った。円安が急激に進んだ11月も堅調さは続いており、企業は為替相場の状況よりも、海外市場の成長性を重視している。

 M&A助言会社、レコフの集計によると、事業譲渡や出資を含む日本企業による海外M&A件数は1~11月で489件。毎月、数十件は出てくるため、過去最高だった12年の515件を超える可能性が高い。11月までの地域別の内訳は、アジア地域が過去最高の208件、北米が136件、欧州が104件など。

 金額では1~11月の合計で5兆394億円。前年は5兆2820億円だったが、12月2日に大塚製薬が35億3900万ドル(約4270億円)で米バイオベンチャーを買収すると発表しており、この案件を加えると前年を超えることになる。ソフトバンクによる米スプリント買収(1兆8121億円)という超大型案件を含め7兆6409億円だった12年は超えられないとみられ、2年ぶりの高水準となる見通し。

今年はサントリーHDによる米ビーム買収が最大

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