【京都 元気印】嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車、訪日客人気で年100万人超 (4/5ページ)

2014.12.11 05:00

紅葉の中を走る嵯峨野トロッコ列車=11月20日、京都市西京区のトロッコ保津峡駅(志儀駒貴撮影)

紅葉の中を走る嵯峨野トロッコ列車=11月20日、京都市西京区のトロッコ保津峡駅(志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 森泰藏社長
  • 「ジオラマ京都JAPAN」内に設置された鉄道模型。東寺の五重塔が見える=11月26日、京都市右京区(志儀駒貴撮影)

 --もうすぐ開業25周年を迎えるが、これからどのようなビジョンを描いているのか

 「一つは東京オリンピックがあり、海外観光客2000万人という話もでています。日本からも海外からも喜んでもらえる世界一のほんまもんの観光鉄道にしたいですね。数の問題でなく、質もあげてオールシーズンで、安定して楽しんでもらえるようにしたい。観光シーズンのピークに来てもらえる人数には限界があるので、ほかの季節もいいというものを伝える努力をしなければいけないと思います。そのためにはそれだけの魅力がないときてもらえません。リピーターで来てもらえるようにならないと、ほんまもんではないと思います。これからみんなで勉強させてもらい、一人一人のお客さまに本当に喜んでいただけるサービスができたかを考え、いいものにしないといけないですね」

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【プロフィル】森泰藏

 もり・たいぞう 京大法卒。1985年国鉄入社。87年JR西日本入社。本社財務マネージャーなどを経て2006年執行役員福知山線列車事故ご被害者対応本部副本部長。11年ジェイアール西日本メンテック常務。13年から現職。54歳。香川県出身。

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